reframing story
reframingによって生まれた気づきやアイデアが、現実の世界に溶け込んだとき、どんな生活が生まれるだろうか。storyは、あるかもしれない、生活の物語です。
2023年9月末、reframingのウェブサイトのクローズにあたり、事務局からの挨拶です。
reframingによって生まれた気づきやアイデアが、現実の世界に溶け込んだとき、どんな生活が生まれるだろうか。storyは、あるかもしれない、生活の物語です。
季節や場所に関わらず一定の品質が求められ、担保されているもの、それをプロダクト(注1)と私たちは呼んでいます。例えばシャンプーはとろりとした質感、さっぱりとした洗いあがりといった品質が常に保たれています。何千、何万と生産されるプ…
僕は子どもの頃、未来に向かって時間が進んでいけばいろんなことが良くなっていく、漠然とそんなふうに信じていました。テクノロジーが進化してこれまで治らなかった病気も完治するようになり、『スターウォーズ』のルークのように腕を失っても…
2021年4月、東京藝術大学中山英之研究室と花王株式会社による協働プログラムがスタートした。後にreframingプロジェクトと呼ばれるこの協働プログラムは、花王が長らく取り組んできた環境課題に着目。この課題に大きな視野で取り組もうと「きれいの輪郭…
ヨットに乗って海の上にいると、不思議な気持ちになります。自分というものの不確かさが浮き出ているのかもしれません。ヨットは、世界の海を旅して、自然と向き合う小さな密室で、持っていける装備の取捨選択を厳しく問われるスポーツです。…
2021年4月、東京藝術大学中山英之研究室と花王株式会社による協働プログラムがスタートした。後にreframingプロジェクトと呼ばれるこの協働プログラムは、花王が長らく取り組んできた環境課題に着目。この課題に大きな視野で取り組もうと「きれいの輪郭」...
花王のプロダクトは、原料の調達から廃棄までの各プロセスで環境負荷低減が考えられています。しかし、配慮はされていても、原料やプロダクトはトラック等を使用して運搬され、洗剤が交じった排水が川や海に流れていることは事実であり、…
2021年4月、東京藝術大学中山英之研究室と花王株式会社による協働プログラムがスタートした。後にreframingプロジェクトと呼ばれるこの協働プログラムは、花王が長らく取り組んできた環境課題に着目。この課題に大きな視野で取り組もうと「きれいの輪郭...
“私”という存在が身体の輪郭を超えた多様な広がりを持っていることに気づいた時、そんな“私”はどんなふうに生活しているでしょうか。”私たち”としての”私”が住むための、少し不思議な家を考えてみます。
2021年4月、東京藝術大学中山英之研究室と花王株式会社による協働プログラムがスタートした。後にreframingプロジェクトと呼ばれるこの協働プログラムは、花王が長らく取り組んできた環境課題に着目。この課題に大きな視野で取...
ある小規模な勉強会で、このワークショップ(reframing)でもゲスト講師を務めてくださった文化人類学者の竹村眞一さんから、『遅い水』という言葉を聞きました。日本は豊かな水資源の国と言われています。けれども、平地の少ない急峻な地形にあって、降...
「いやあ、見事なクスノキですね」。樹齢100年を超えるクスノキを窓越しに眺めながら、文化人類学者である竹村真一さんはつぶやいた。東京・上野の山にある東京藝術大学(以下、藝大)の敷地内には、このクスノキをはじめとする100年を超えた樹木が数々生い茂って...
「私もあなたもひとりじゃない」と聞くと、人々は支え合って暮らしているという馴染みのあるイメージが思い浮かぶかもしれませんが、ここでの「ひとりじゃない」は少しスケールが異なります。ワークショップ(reframing)の中盤、私たちは、四季や地理といった...
私たちの生活とは、地球上のどんな循環のなかに位置付けられているのだろう。自分たちの身体よりも大きな輪郭のなかで、「きれい」の概念を捉え直してみたい。2021年6月、reframingのプロジェクトメンバーたちは、日本橋川を起点に神田川、隅田川を船で巡...